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民族宗教 みんぞくしゅうきょう ethnic religion

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

民族宗教
みんぞくしゅうきょう
ethnic religion

宗教学上の分類で,ある特定の民族,人種にのみ信じられている宗教。同一の文化様式を共有する血縁,地縁結合の強固な民族に固有にみられ,未開民族の宗教から展開されたものといえる。通常は,特定の個人としての開祖はなく,民族の成立とともに発生したものとして信奉される。

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デジタル大辞泉の解説

みんぞく‐しゅうきょう〔‐シユウケウ〕【民族宗教】

特定の民族によってのみ担われる宗教。その民族の伝統や習慣と深く結びついて成立・存続する。ユダヤ民族のユダヤ教、日本の神道など。→世界宗教

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百科事典マイペディアの解説

民族宗教【みんぞくしゅうきょう】

宗教の分類法の一つ。民族の成立とともに自然発生的に成立し,伝統的に受け継がれている宗教をいう。民族の伝承文化,血縁地縁,風俗習慣などと密接に関連し,特定の教祖はなく,教理よりも儀礼が中心。
→関連項目自然宗教

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世界大百科事典内の民族宗教の言及

【宗教】より

…まず第1に,特定の地域や民族に根ざした宗教としてゾロアスター教,古代ユダヤ教,ヒンドゥー教,道教,神道などをあげ,それに対して地域や民族の違いを超えてひろがった宗教として仏教,キリスト教,イスラム教などをあげる見方があった。この場合,地域や民族に根ざした前者を民族宗教,それらを超える後者を世界宗教と呼ぶのが一般的であったが,このような二分法は,多神教および汎神教と一神教,原始宗教および部族宗教と高等宗教といった枠組みで諸宗教を分類する方法とも共通していた。しかしこのような諸宗教に関する二分法的な類型化には,〈キリスト教〉対〈非キリスト教〉あるいは〈文明の宗教〉対〈未開の宗教〉といった対立の観念が前提とされており,西欧中心の価値観が横たわっていたことも否定できない。…

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