気難しい(読み)キムズカシイ

デジタル大辞泉 「気難しい」の意味・読み・例文・類語

き‐むずかし・い〔‐むづかしい〕【気難しい】

[形][文]きむづか・し[シク]《「きむつかしい」とも》
我が強かったり神経質であったりして扱いにくい。機嫌が取りにくい。「愛想がよさそうに見えて、けっこう―・いところがある」
不機嫌である。機嫌が悪い。「そう―・い顔をするなよ」
気分がすぐれない。また、物事をするのが煩わしい。
「お―・しくは明日でもよろしうございます」〈人・梅美婦禰・初〉
[類語]偏屈へそ曲がりつむじ曲がり強情かたくないこじ意地っ張り片意地業突く張り強情っ張り頑固頑強頑迷一徹石頭意地になる意地を張る我を張る梃子でも動かない天の邪鬼捻くれ者拗ね者

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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