飛騨一宮水無神社(読み)ヒダイチノミヤミナシジンジャ

デジタル大辞泉 「飛騨一宮水無神社」の意味・読み・例文・類語

ひだいちのみやみなし‐じんじゃ【飛騨一宮水無神社】

岐阜県高山市にある神社祭神には御歳大神みとしのおおかみほか一四神を、水無大神と総称して祭っている。水無神社飛騨国一の宮

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精選版 日本国語大辞典 「飛騨一宮水無神社」の意味・読み・例文・類語

ひだいちのみや‐みなしじんじゃ【飛騨一宮水無神社】

  1. 岐阜県高山市一ノ宮町にある神社。旧国幣小社。祭神は御歳大神(みとしのおおかみ)ほか一四柱。成務天皇時代の創立と伝えられる。五月一、二日の例祭は宮祭、宮の節供といわれ、無形文化財獅子舞はじめ古式を伝えている。飛騨国一の宮。飛騨総社。水無神社。水無さん。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「飛騨一宮水無神社」の意味・わかりやすい解説

飛騨一宮水無神社
ひだいちのみやみなしじんじゃ

岐阜県高山市一之宮町(旧大野郡宮村)に鎮座。この地は、高山市中心部を流れる宮川上流にあたり、近くにはJR高山本線飛騨一ノ宮駅がある。祭神は御歳大神(みとしのおおかみ)、天火明命(あめのほあかりのみこと)、神武(じんむ)天皇、応神(おうじん)天皇、ほか84柱。創建年代はつまびらかではないが、社伝では成務(せいむ)天皇の御世と伝える。867年(貞観9)従(じゅ)五位上、881年(元慶5)従四位上を授けられた。『延喜式(えんぎしき)』神名帳に登載され、のち飛騨国の総社を兼ねる一宮(いちのみや)となる。旧国幣小社。5月1、2日の例祭には、神代(じんだい)踊、鶏闘楽(けいとうがく)、獅子舞(ししまい)などの芸能が奉納され、どぶろく酒が参詣(さんけい)者にふるまわれる。

[白山芳太郎]


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百科事典マイペディア 「飛騨一宮水無神社」の意味・わかりやすい解説

飛騨一宮水無神社【ひだいちのみやみなしじんじゃ】

岐阜県大野郡宮村(現・高山市)に鎮座。旧国幣小社。水無神をまつる。成務天皇の時の創建と伝える。延喜式内社とされ,飛騨国の一宮。例祭には当日神幸式があり,神代踊・闘鶏楽・獅子(しし)舞が行われる。

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デジタル大辞泉プラス 「飛騨一宮水無神社」の解説

飛騨一宮水無(みなし)神社

岐阜県高山市にある神社。延喜式内社。祭神は水無大神。飛騨国一之宮。

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