日本歴史地名大系 「江良町村」の解説
江良町村
えらまちむら
近世から大正四年(一九一五)まで存続した村。近世は西在城下付の一村で、南方は
慶長(一五九六―一六一五)頃に南部・津軽の人が漂着し、魚介の豊富なことから永住し始め、越前から源八、秋田から長左衛門が渡来し漸次移住者が増加していったという(函館支庁管内町村誌)。「此沖合行程八里程隔て大嶋といふありて、多分、此所より渡海すといふ」とする説(地名考并里程記)もある。近世初期には
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報