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沖仲仕 オキナカシ

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デジタル大辞泉の解説

おき‐なかし【沖仲仕】

船舶内で貨物の積み降ろし作業に従事する港湾労働者船内荷役(にやく)作業員。

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百科事典マイペディアの解説

沖仲仕【おきなかし】

港湾労働

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大辞林 第三版の解説

おきなかし【沖仲仕】

港湾労働者のうち、船舶内で貨物の積みおろし作業に従事する者。沖荷役にも接岸荷役にもいう。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

沖仲仕
おきなかし

船内荷役(にやく)作業に従事する港湾労働者。今日では接岸荷役が主流を占め、また荷役機械の導入が進展して船内荷役労働の内容が変化したこともあり、沖仲仕という名称は使われず、船内労働者あるいは船内荷役作業員という呼称が定着している。港湾が本格的に整備される1965年(昭和40)ごろまでは、船舶が入港しても接岸できる施設が少なく、そのため大部分の船舶は沖に停泊し、貨物は艀(はしけ)に積み替えて陸との間を運送されていた。こうした沖の本船や艀の中で貨物の揚げ降しの作業に従事するため、沖仲仕といわれた。その雇用形態は常雇いと臨時の日雇いとがあり、かつては後者の占める比重がきわめて高かった。前者は古くから「何々組」と称する荷役請負業者(親方)の下に所属し、親方とは封建的な親分・子分の身分関係で結ばれていた。現在ではそうした関係は払拭(ふっしょく)され、他方、日雇いの常雇い化も図られた。港湾荷役に各種荷役機械が導入される以前の、手荷役ないし肩荷役といった重筋肉労働中心の段階では、沖仲仕の船内作業は港湾荷役の中心をなし、もっとも労働密度が高く、熟練を要した。
 船内荷役は狭く危険な作業環境で迅速に貨物を処理する必要から、チームが編成され、強い統制がとられている。1チームの人数は、貨物の種類によって違うが、10~20人ぐらいで、組長、クレーンを操作するウィンチマン、シグナルマン、組員などからなる。[土居靖範]

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世界大百科事典内の沖仲仕の言及

【港湾労働】より

…船舶の貨物の揚卸しをする仕事で,港内停泊中の本船から貨物をはしけに(またはしけから本船に)移して運ぶ沖荷役と,岸壁や桟橋等で本船やはしけから貨物をトラックや荷さばき場に卸す(またはその逆方向に揚げる)沿岸荷役とがある。沖荷役を行う労働者を沖仲仕ともいう。港湾労働者の雇用関係は不安定で,日雇で仕事にあぶれることが多く,手配衆から賃金をピンはねされ,けがや病気は手前もちである。…

【輸送】より

…河川の遡航や運河の航行には,主として馬が動力源として使われた。 以上のような産業革命期までの輸送には,陸上輸送では宿屋,水上輸送では港湾施設などの補助施設が不可欠であり,それぞれの場所で荷役を行う沖仲仕やポーターなどの組織も発達した。ロンドンの場合,陸上でも水上でも,市内の荷役は特権ポーターの職掌となっており,彼らの手を借りないではまとまった量の地方の商品を市場に持ち込むことはできなかった。…

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