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法理学 ほうりがくjurisprudence

翻訳|jurisprudence

4件 の用語解説(法理学の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法理学
ほうりがく
jurisprudence

法哲学と同意義。日本では穂積陳重が初めて用いた言葉で,J.オースティンの分析法理学 (→分析法学 ) と H.メーンの流れをくむ歴史法理学 (→歴史法学派 ) の影響を背景にしていた。沿革的には,ヨーロッパ大陸型 (特にドイツ) の法哲学に対し,実定法のみを研究対象にしていた判例法系のイギリスアメリカで用いられていたという差異があるが,現在では法理学と法哲学の問題領域およびアプローチはかなり近似しており,両者を区別して用いることはほとんどない。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ほうり‐がく〔ハフリ‐〕【法理学】

法の一般理論・基本原理を研究する学問。穂積陳重(ほづみのぶしげ)が最初に使った語。今日では法哲学とほぼ同義に用いられる。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ほうりがく【法理学】

法哲学の別名。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

法理学
ほうりがく

広義には法哲学と同じ。狭義には英語のjurisprudenceの訳語として、実定法の一般理論を意味する。1881年(明治14)に東京大学の穂積陳重(ほづみのぶしげ)が、自らの担当する講座の名称としてつくったことばで、現在でも大学の講座名に用いられている。[長尾龍一]
『青井秀夫著『法理学概説』(2007・有斐閣)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内の法理学の言及

【法哲学】より

…〈法(律)哲学〉という表現はドイツ語のRechtsphilosophieに由来する。イギリスにおいては,19世紀中葉以来,法に関する理論的な研究がjurisprudence(〈法理学〉)という名称のもとに行われてきた。J.オースティンH.J.S.メーンを祖とする法理学の伝統は,アメリカにおいても,20世紀の初頭以来,R.パウンドなどによって受け継がれてきた。…

※「法理学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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