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浅尾為十郎(初代) あさお ためじゅうろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

浅尾為十郎(初代) あさお-ためじゅうろう

1735-1804 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。
享保(きょうほう)20年生まれ。京芝居三味線方杉本為三郎の子。宝暦6年初代浅尾元五郎の門にはいって為十郎を名のり,京都,大坂で活躍。実悪(じつあく)を得意とし,老役(ふけやく),女方をかねた。文化元年4月7日死去。70歳。京都出身。前名は浅尾為蔵。俳名は奥山。屋号は銭屋。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

浅尾為十郎(初代)

没年:文化1.4.7(1804.5.16)
生年:享保20(1735)
江戸中期,上方の歌舞伎役者。俳名奥山。浅尾元五郎の門弟。元禄期の女形浅尾十次郎の血筋で,京都の三味線弾きの子。子供芝居の出身で,中芝居では為蔵,杉本為十郎ののち宝暦6(1756)年に浅尾為十郎と改名。4年後に大芝居大坂姉川新四郎座へ進出,寛政10(1798)年には立役,実悪ともに極上上吉の位付けを得る。小柄だが音声よく華やかな芸風で,細か過ぎてくどくなるのが難であった。平敵(軽い敵役)を得意とし「おかしみ七分にくみ三分」と評されている。早替わりの妙手で,衣裳に凝った。当たり役は「傾城博多織」の毛剃など。名跡は幕末の4代まである。<参考文献>『歌舞伎評判記集成』2期

(上野典子)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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