清和政策研究会(読み)セイワセイサクケンキュウカイ

デジタル大辞泉 「清和政策研究会」の意味・読み・例文・類語

せいわ‐せいさくけんきゅうかい〔‐セイサクケンキウクワイ〕【清和政策研究会】

自由民主党に存在した派閥の一。保守合同前の日本民主党起源を持ち、自由党軽武装・経済重視路線に対して、憲法改正自主防衛などの政策を掲げる。昭和37年(1962)に福田赳夫党風刷新連盟として旗揚げ。昭和54年(1979)に清和会改称。平成6年(1994)に党の下野を機に解散したが、平成10年(1998)に清和政策研究会として復活して以降、小泉安倍福田康夫ら首相を輩出し権勢をふるった。令和4年(2022)の安倍暗殺以降、集団指導体制を採ったが、令和6年(2024)資金の裏金化問題を受けて解散した。
清和政策研究会の系譜:(派から)→福田派安倍派三塚派→(解散)→森派町村派細田派安倍派→(解散)

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共同通信ニュース用語解説 「清和政策研究会」の解説

清和政策研究会

福田赳夫元首相が1979年に創設した自民党の派閥。結成時は「清和会」だったが、98年に「清和政策研究会」に改称された。安倍晋三氏が会長に就任した2021年11月以降、「安倍派」と呼ばれるようになった。政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、派内の実力者「5人組」の松野博一氏や西村康稔氏らが閣僚や党幹部を辞任した。東京地検特捜部は1月19日、政治資金規正法違反の罪で派閥の会計責任者を在宅起訴。派閥の解散が決まった。

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