(読み)みずうみ

精選版 日本国語大辞典「湖」の解説

みず‐うみ みづ‥【湖】

〘名〙 (「水海」の意) 四面を陸地で囲まれて中に水をたたえたもの。などより大きく中央部は沿岸植物の侵入を許さない深度(五~一〇メートル以上)を持つもの。淡水湖と塩水湖とがある。あわうみ。湖水
※出雲風土記(733)秋鹿「水海は周り七里なり。〈略〉水海は入海に通る」

こ【湖】

〘名〙 周囲を陸地に囲まれた大きい水たまり。ふつう、池や沼より大きいものをいう。みずうみ

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デジタル大辞泉「湖」の解説

みず‐うみ〔みづ‐〕【湖】

《「水海」の意》周囲を陸地で囲まれたくぼ地に水をたたえる水域。よりは大きく、沿岸植物の侵入できない深さのもので、ふつう最深部が5メートル以上をいう。
[補]書名別。→みずうみ
[類語]沼沢湖沼泥沼古池溜め池貯水池人工池遊水池用水池水瓶ダム湖水淡水湖鹹水湖塩湖河跡湖三日月湖火口原湖火口湖陥没湖人造湖

こ【湖】[漢字項目]

[音](漢) [訓]みずうみ
学習漢字]3年
みずうみ。「湖岸湖沼湖上湖水湖畔鹹湖かんこ江湖・大湖」
中国の洞庭湖。「湖南湖北
[名のり]ひろし

みずうみ[書名]

原題、〈ドイツ〉Immenseeシュトルムによる短編小説。1849年刊。青春時代の夢のような恋を、老人の回想の形で描いた作品。

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世界大百科事典 第2版「湖」の解説

みずうみ【湖】

《説文》によれば,湖とは大陂(ひ)なり,という。すなわち大きな池を意味する。日本語のみずうみの語源には〈水海(みずうみ)〉あるいは〈淡水海(まみずうみ)〉などの説があるが,世界には淡水湖だけでなく塩水湖もある。湖の自然的な記述は〈湖沼〉の項に説されるので,本項では日本,中国,ヨーロッパの湖をめぐる伝説・習俗について述べる。
[日本]
 淡水の湖は,古くは〈淡海(あふみ)〉と呼ばれた。琵琶湖は〈(にほ)鳥のあふみのうみ〉などとうたわれ,そこから国名近江(おうみ)が生まれたという。

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世界大百科事典内のの言及

【池】より

…修道院の構内にもしばしば養魚池がみられる。水田耕作を中心とする日本では池(および水神)は農村生活に根本的な関係をもち,したがって種々の崇拝儀式や伝説などがこれに結びついているが,西洋では人工の池よりは神秘性をもつ自然のが崇拝の対象とされる。湖は繁殖力の象徴として祈禱,供物,犠牲などをささげられ,古代にはその崇拝は母なる大地,繁殖と冥府の女神の崇拝と結合していた。…

【湖沼】より

…湖沼とは,海と直接にはつながらず,陸地に囲まれた盆地内に水をたたえた半閉鎖的な静水塊を指す。静水塊とは,河川など水の流動がきわめて大きな水塊に対する言葉である。…

※「湖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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