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湿潤地農業 しつじゅんちのうぎょう

世界大百科事典 第2版の解説

しつじゅんちのうぎょう【湿潤地農業】

高温多湿で降水量が蒸発散量をうわまわる地帯で営まれる農業。主としてアジアのモンスーン地帯に分布する。年降水量500mm以下の地域の乾燥地農業と対比される。モンスーン地帯では1年が規則的に雨季と乾季に分かれるが,雨季に当たる5月から9月は高温多湿で植物の生育はきわめて旺盛である。植物の生育に好適であるということは,作物と同時に雑草の生育もまた旺盛となることを意味し,作物が雑草に圧倒されて収穫皆無になることすらある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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