満艦飾(読み)マンカンショク

デジタル大辞泉の解説

まんかん‐しょく【満艦飾】

海軍礼式の一。祝祭日や観艦式などの際に、停泊中の軍艦が艦全体を信号旗・万国旗などで飾りたてること。
身なりを盛んに飾りたてたり、物をいっぱいにつるしたりしたようすを1にたとえていう語。「満艦飾のいで立ち」

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大辞林 第三版の解説

まんかんしょく【満艦飾】

軍艦の儀礼の一。祝祭日などに、停泊中の艦艇の各マストに信号旗と軍艦旗を掲げること。
転じて、派手に飾り立てること。また、たくさんの洗濯物を干して翻らせること。

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精選版 日本国語大辞典の解説

まんかん‐しょく【満艦飾】

〘名〙
① 旧海軍の儀礼の一つ。国家の大典や祝日、観艦式その他必要と認められた時海軍大臣の定めるところにより行なわれたもので、港に碇泊中の艦艇が艦首から艦尾までの各檣に信号旗を連揚し、各檣頂に軍艦旗を掲揚するもの。まんかんかざり。
寒山落木〈正岡子規〉明治二七年(1894)秋「菊の垣満艦飾の見ゆる哉」
② 転じて、洗濯物などを軒端いっぱいに干すことをいう。
※死神の馭者(1956)〈福永武彦〉「お天気の日には満艦飾のおむつの下で」
③ 極度に飾り立てていることのたとえ。〔訂正増補新らしい言葉の字引(1919)〕

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