公立大学法人。1994年(平成6)設置。1950年(昭和25)開学の滋賀県立短期大学(工業科、学芸科)および滋賀県立農業短期大学(農業科)が前身。1956年滋賀県立短期大学が組織改編し、工業部、農業部、家政部を設置。1958年滋賀県立農業短期大学廃止。1971年県立短期大学に看護部設置。1995年滋賀県立大学開学のため、翌1996年3月滋賀県立短期大学の工業・農業・家政部各科閉科、4月滋賀県立大学看護短期大学部開学。2003年(平成15)大学に人間看護学部開設のため、2005年看護短期大学部閉学。2006年公立大学法人となる。2010年時点で、環境科学部(環境生態学科、環境政策・計画学科、環境建築デザイン学科、生物資源管理学科)、工学部(材料科学科、機械システム工学科、電子システム工学科)、人間文化学部(地域文化学科、生活デザイン学科、生活栄養学科、人間関係学科)、人間看護学部(人間看護学科)、および大学院(環境科学研究科、工学研究科、人間文化学研究科、人間看護学研究科)を置く。カリキュラムの特色として、いわゆる一般教養科目がなく、各学部の目的に沿った教育を実現するため専門科目が1年次から受講できること、人間と社会を深く見つめ人間性豊かな生き方を探るための科目「人間学」が、4年間いつでも受講可能な全学共通科目となっていることがあげられる。所在地は滋賀県彦根(ひこね)市八坂町(はっさかちょう)2500。
[編集部]
『『滋賀県立大学看護短期大学部の歩み』(2005・滋賀県立大学看護短期大学部)』▽『滋賀県立大学編・刊『滋賀県立大学開学十周年記念誌 1995-2005』(2005)』
1995年(平成7)に開学。前身は,滋賀県立短期大学(1950年開学,2005年閉学)の工業部・農業部・家政部である。彦根市の琵琶湖畔にキャンパスを構え,2017年5月現在,4学部4研究科に2832人の学生を収容する。開学以来「キャンパスは琵琶湖。テキストは人間。」をモットーに「人が育つ大学」をめざす。特色ある全学共通科目「人間学」を開講するほか,全学共通副専攻の「近江楽士(地域学)」(2010年設置)や大学院共通副専攻「近江環境人地域再生学講座」(2006年設置)を整備する。2013年度より文部科学省事業「地(知)の拠点整備事業」に参加して,少子高齢化や若者人口減少をはじめとした地域課題の解決にも取り組んでいる。
著者: 平野亮
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