滝宮神社(読み)たきのみやじんじや

日本歴史地名大系 「滝宮神社」の解説

滝宮神社
たきのみやじんじや

[現在地名]綾南町滝宮

あや川右岸沿いに鎮座祭神素盞嗚尊(旧牛頭天王)。かつては天王社・祇園宮・滝上たきがみ社とも称した。社名からもうかがえるように元来水神を祀る地主神で、創祀は相当古くにさかのぼるものと推測されるが、別当寺であった北山綾川寺龍燈りゆうとう院の縁起略記によれば、龍燈院の境内に寛平元年(八八九)当時蔓延した疫病除災のため讃岐国守菅原道真と龍燈院主空澄が図り、祇園牛頭天王を勧請して社殿を創建したという。牛頭天王の威徳で人民・牛馬の疫災が消散したため、遠近衆庶は牛頭天王の霊徳を仰ぎ、社壇・仏閣ともに栄え、参詣者も多く、とくに毎年六月の祭礼は賑ったという。


滝宮神社
たきのみやじんじや

[現在地名]新居浜市滝の宮町

金子かねこ山丘陵の東端滝宮公園の傍らに鎮座。祭神は大山祇神・高神・雷神。旧郷社。往古裏山神奈備山として信仰し、和銅年間(七〇八―七一五)に初めて社殿を造営したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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