熊野磨崖仏(読み)クマノマガイブツ

デジタル大辞泉の解説

くまの‐まがいぶつ【熊野磨崖仏】

大分県北東部、国東(くにさき)半島南部の豊後高田(ぶんごたかだ)市にある岩壁に刻まれた石仏群。田原(たわら)山(標高542メートル)の西側、熊野地区に位置する。6メートルの大日如来像や8メートルの不動明王像などがあり、平安時代後期にできた日本最古・最大級の磨崖仏といわれる。国の重要文化財・史跡に指定。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の熊野磨崖仏の言及

【国東半島】より

… 国東半島は,古くは宇佐神宮とその神宮寺である弥勒寺の荘園となっていたところで,国東六郷の山々に多くの寺が建てられ,ここに独特の国東仏教文化が開花した。石仏,国東塔などの石造美術も多く,豊後高田市大字平野にある熊野磨崖仏は,豊後磨崖仏のなかでも最大のものである。近年,この地域には多くの観光客が訪れるようになった。…

【豊後高田[市]】より

…近年,工場団地をつくり工場の誘致をはかっているが,依然として雇用機会が少ないので人口が流出する傾向にある。田染(たしぶ)地区は国東文化の遺跡が多く残っているところで,富貴(ふき)寺をはじめ,重要文化財の仏像を多数有する伝乗寺(真木大堂),豊後磨崖仏中,最大の規模を誇る熊野磨崖仏(史)などがある。天念寺の修正鬼会は国の重要無形民俗文化財に指定されている。…

※「熊野磨崖仏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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