片山津玉造遺跡(読み)かたやまづたまつくりいせき

世界大百科事典 第2版の解説

石川県加賀市片山津町の上野(うわの)台地上に点在する4世紀の玉造遺跡群の総称上野遺跡,成山(じようやま)遺跡が確認されている。1959,61の両年に加賀市教育委員会が上野遺跡を発掘し,38戸の竪穴住居址を検出した。住居址は隅丸方形を呈し,1辺5~9mをはかる。床面には,柱穴や炉址とともに,攻玉用と推定される小穴をみる。玉造関係の遺物として,原材,未成品,完成品,砥石叩石,鉄工具がある。原材は主として緑色凝灰岩であり,わずかに硬玉水晶が混じる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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