牛飼座(読み)ウシカイザ(その他表記)Bootes

翻訳|Bootes

デジタル大辞泉 「牛飼座」の意味・読み・例文・類語

うしかい‐ざ〔うしかひ‐〕【牛飼座】

北天星座の一。αアルファアルクトゥルスで、光度は0.0等。6月下旬の午後8時ごろ南中する。学名ラテン〉Bootes

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精選版 日本国語大辞典 「牛飼座」の意味・読み・例文・類語

うしかい‐ざうしかひ‥【牛飼座】

  1. ( ギリシア神話牛飼いの大男に見立てた名 ) 北天の星座の一つ。冠座の東、六つの星が「のし」の形をつくる大きな星座。六月下旬、天頂にある。アルファ星は〇・二等、橙色のアルクトゥルスで、「クマ番人」の意。獅子座デネボラ乙女座スピカとともに、「春の大三角」をつくる。

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改訂新版 世界大百科事典 「牛飼座」の意味・わかりやすい解説

うしかい(牛飼)座 (うしかいざ)
Bootes

略号Boo。北天の星座。学名は〈牛追い〉の意味のギリシア語boōtēsによるが,星空では2匹の猟犬を従えて大熊小熊を追う形になる。α星のアークトゥルス金色の輝星で,この名は〈熊の番人〉という意味のギリシア語に由来する。星座全体はこの星から立ち上る細長いのしの形であるが,東空をのぼるときは横に倒れた姿勢に,西空に沈むときは縦の姿勢になるのでホメロスが《オデュッセイア》の中で〈沈むにおそきボオテス〉と歌ったのは有名である。うしかい座には,小さな望遠鏡でも見える重星が多い。概略位置は赤経14h35m,赤緯+30°。午後8時の南中は6月下旬である。
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百科事典マイペディア 「牛飼座」の意味・わかりやすい解説

うしかい(牛飼)座【うしかいざ】

6月下旬の夕方,天頂近くに見える星座。α星はアークトゥルス

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