特有(読み)トクユウ

精選版 日本国語大辞典 「特有」の意味・読み・例文・類語

とく‐ゆう‥イウ【特有】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) そのものだけに特別に備わっていること。特別にそれだけが所有すること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「真理の特有(〈注〉ヒトリモツ)する勝利は、安(いづくに)在りや」(出典自由之理(1872)〈中村正直訳〉二)
    2. 「唯一人の巫女(くちよせ)彼等に特有の態度を保って正座を張って」(出典:土(1910)〈長塚節〉一五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「特有」の読み・字形・画数・意味

【特有】とくゆう

独有。

字通「特」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android