デジタル大辞泉 「異色」の意味・読み・例文・類語 い‐しょく【異色】 [名・形動]《同じでない色、また、普通とは違う色の意から》他と異なって特色のあること。また、そのさま。「異色の顔ぶれ」「異色な作風」[類語]異彩・貴重・珍重・得難い・珍しい・貴い・稀・稀有・高貴・大切・重要・珍貴・珍稀・大事だいじ・肝要・肝心・緊要・枢要・要かなめ・肝きも・肝心要・有意義・意義深い・千金・耳寄り・掛け替えのない・固有・独特・特有・独自・個性的・独創的・一種・オリジナル・オリジナリティー・ユニーク 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「異色」の意味・読み・例文・類語 い‐しょく【異色】 〘 名詞 〙① 同じでない色。また、普通とはちがった色。[初出の実例]「重栄兼二絵意一、異色度二炎涼一。不レ問洲蘋白、誰占県菊黄」(出典:田氏家集(892頃)下・禁中瞿麦花詩三十韻)[その他の文献]〔沈約‐和劉中書仙詩〕② 普通と変わっていて目だつこと。目だった特色があること。[初出の実例]「埋レ犬記〈略〉見二異色之人一、雖レ昼吠レ之」(出典:垂加文集(1714‐24)一)「矢部さんの講義は何といっても異色だ」(出典:星座(1922)〈有島武郎〉) こと‐いろ【異色】 〘 名詞 〙① 別の色。他の色。[初出の実例]「冬来てもなほ時あれや庭の菊こといろ染むる四方の嵐に」(出典:順徳院百首(1232)冬)② 別の愛人。他の情人。[初出の実例]「二せと契りしわがつまを、うきこといろにねとられて」(出典:浄瑠璃・芳野の内裡(1708)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例