玉柏(読み)タマガシワ

デジタル大辞泉 「玉柏」の意味・読み・例文・類語

たま‐がしわ〔‐がしは〕【玉×柏】

かしわ美称
「美濃山にしじに生ひたる―」〈催馬楽・美濃山〉

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精選版 日本国語大辞典 「玉柏」の意味・読み・例文・類語

たま‐がしわ ‥がしは【玉柏】

〘名〙
① (「たま」は美称) かしわ。
※催馬楽(7C後‐8C)美濃山「美濃山に 繁(しじ)に生ひたる 太万加之波(タマガシハ)(とよ)の明(あかり)会ふが愉(たの)しさや 会ふが愉しさや」
② (漢名「玉柏(ぎょくはく)」の訓読み) 植物まんねんすぎ(万年杉)」の異名。《季・夏》 〔書言字考節用集(1717)〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「玉柏」の解説

たまかしわ【玉柏】

岐阜日本酒。酒名は、新嘗祭(にいなめさい)を迎える喜びを謡った古謡由来。精米歩合35%で仕込む大吟醸酒は平成17~19、23年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。ほかに純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒本醸造酒がある。原料米は山田錦、五百万石、ひだほまれ。仕込み水は木曽川伏流水蔵元の「山田商店」は明治元年(1868)創業。所在地は加茂郡八百津町八百津。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

デジタル大辞泉プラス 「玉柏」の解説

玉柏(たまかしわ)

岐阜県、合資会社山田商店の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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