デジタル大辞泉 「事理」の意味・読み・例文・類語 じ‐り【事理】 1 事の筋道。道理。「事理明白」2 仏語。事と理。すなわち、外相げそうである相対的差別の現象と、その本体である絶対平等の真理。[類語]論理的・理路整然・ロジカル・理り・理ことわり・道理・条理・論理・理屈・筋・筋道・道筋・辻褄・理路・ロジック・合理・合理的・理詰め・中正・方正・適正・真正・純正・フェア・正しい・正当・至当・正道・本筋・正則・公正・まっとう・まとも・是ぜ・合法・合法的・ノーマル 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「事理」の意味・読み・例文・類語 じ‐り【事理】 〘 名詞 〙① 事のすじみち。事の道理。[初出の実例]「悲止思二事理一、事理信可レ知」(出典:本朝文粋(1060頃)一・見二毛〈源英明〉)「とんとかうなければならぬと云事理より、大公明白、天下万世おっぱれての放伐で」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)[その他の文献]〔黄公望‐王叔明為陳惟允天香書屋図詩〕② 事柄とその道理・筋道。[初出の実例]「倩案二事理一、法務者僧綱之職也」(出典:権記‐長徳四年(998)三月二八日)③ 仏語。現象と本体。「事」は因縁によって生じた差別的なすべての事物、現象。「理」は因縁の造作を離れた絶対の本体、すなわち真理をさす。〔性霊集‐七(835頃)〕④ 仏語。修学と修行。〔醍醐寺新要録(1620)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「事理」の読み・字形・画数・意味 【事理】じり ことのすじみち。〔管子、版法解〕に閉し、百事盡(ことごと)く止む。の事無きに方(あた)りて、愼みて始を、審(つまび)らかに事理を察す。字通「事」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「事理」の意味・わかりやすい解説 事理じり 仏教用語。事と理。この現実の世界の種々さまざまな存在や諸現象を事といい,その相対的な存在や諸現象に遍在する絶対的な真理 (真如) を理という。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by