デジタル大辞泉
「事理」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
Sponserd by 
じ‐り【事理】
- 〘 名詞 〙
- ① 事のすじみち。事の道理。
- [初出の実例]「悲止思二事理一、事理信可レ知」(出典:本朝文粋(1060頃)一・見二毛〈源英明〉)
- 「とんとかうなければならぬと云事理より、大公明白、天下万世おっぱれての放伐で」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)
- [その他の文献]〔黄公望‐王叔明為陳惟允天香書屋図詩〕
- ② 事柄とその道理・筋道。
- [初出の実例]「倩案二事理一、法務者僧綱之職也」(出典:権記‐長徳四年(998)三月二八日)
- ③ 仏語。現象と本体。「事」は因縁によって生じた差別的なすべての事物、現象。「理」は因縁の造作を離れた絶対の本体、すなわち真理をさす。〔性霊集‐七(835頃)〕
- ④ 仏語。修学と修行。〔醍醐寺新要録(1620)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
Sponserd by 
普及版 字通
「事理」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
Sponserd by 
事理
じり
仏教用語。事と理。この現実の世界の種々さまざまな存在や諸現象を事といい,その相対的な存在や諸現象に遍在する絶対的な真理 (真如) を理という。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
Sponserd by 