生ゴム(読み)ナマゴム

百科事典マイペディアの解説

生ゴム【なまゴム】

天然ゴムおよび合成ゴム加硫前の状態のものをいう。天然ゴムの生ゴムは,工業的にはラテックスを酢酸で凝固させたもので,これを燻煙(くんえん)処理した褐色のスモークドシート,直接乾燥した淡黄色のペールクレープがある。生ゴムは水に不溶で,長く浸漬(しんせき)すると約25%吸水して膨潤。ベンゼン,クロロホルム,二硫化炭素に可溶。空気中では酸化されてもろくなる。→ゴム

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世界大百科事典 第2版の解説

なまゴム【生ゴム raw rubber】

配合,加硫を行う前の,天然ゴムまたは合成ゴムの固形原料ゴムを生ゴムという。合成ゴムゴム【住江 太郎】

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大辞林 第三版の解説

なまゴム【生ゴム】

パラゴムノキの樹液(ラテックス)に有機酸を加えて凝固させ乾燥したもの。ゴム製品製造の原料とする。

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世界大百科事典内の生ゴムの言及

【ゴム】より

…ただゴムといった場合,一般にはこれを指す。ラバーrubberの語は,1770年にイギリスの化学者J.プリーストリーが,生ゴムでこする(rub)と鉛筆書きの字を消すことができると紹介したのに発するといわれている。なお,rubberを指すドイツ語Kautschukおよびフランス語のcaoutchoucは,アマゾン川流域でのcaa(木)とo‐chu(涙を流す)という語に由来し,また,いわゆるゴムgum(英語),Gummi(ドイツ語)ということばは,弾性ゴムが先に挙げたアラビアゴムなどと同様の植物gum質であると考えてラテン語でgummi elasticmと呼んだことから出ている。…

※「生ゴム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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