人口密集地や比較的狭い地域を直撃し、局地的に被害をもたらすような地震で、活断層が内陸部で動くことなどにより引き起こされる。阪神大震災や熊本地震が例に挙げられる。海溝付近で起こる巨大地震と比べ規模は小さいが、震源が比較的浅く真上に都市があると被害が甚大になりやすい。震源の近くになるほど初期微動(P波)と、その後到達する主要動(S波)到達時刻との差が短くなり、緊急地震速報が間に合わなくなる。
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urban earthquake
人が居住する地域の直下で起きる地震に対して使う一般的な名称で,学術用語ではない。比較的浅いところで発生するため,大きな被害をおよぼす可能性が高い。例えば兵庫県南部地震のように,震源断層が地表にまで達する地殼内地震のことを指す。一方で,大正関東大地震のように,震源断層の頂部が海域にあっても震源断層域が都市の下にまで伸びている地震も,直下型地震の一つと考えられる。
執筆者:酒井 慎一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報
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