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着雪 チャクセツ

4件 の用語解説(着雪の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ちゃく‐せつ【着雪】

[名](スル)雪が電線などに付着すること。「着雪害」「着雪注意報」

出典|小学館
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世界大百科事典 第2版の解説

ちゃくせつ【着雪 snow accretion】

雪が物体に付着する現象,あるいは付着した雪をいう。雪が湿っていると,水の表面張力の作用で特に着雪が起こりやすい。走行中の自動車や列車の車体への着雪や,みぞれが送電線や電話線に付着して起こる電線着雪などは湿雪着雪の好例である。送電線の周りに直径10~30cmの筒状の着雪が発達し,その重みで断線したり送電鉄塔が倒壊することがある。雪の温度が0℃以下で雪が乾いていても着雪は起こる。これは雪粒と物体の間に氷の連結部が形成されるからである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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大辞林 第三版の解説

ちゃくせつ【着雪】

( 名 ) スル
雪が電線や枝などにくっつくこと。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

着雪
ちゃくせつ

電線や枝などに降雪が付着すること。とくに電線の場合を電線着雪という。着雪害が予想される場合には、各気象台は、気象注意報の一種である着雪注意報を発表する。着雪害のおもなものは、通信線や送電線に付着した雪の重みや、着雪が落下するときの電線の跳ね上がり現象(スリートジャンプという)による電線の切断、短絡、電柱、支柱などの傾斜や折損などである。気温が0℃から1.5℃で風速毎秒5メートル以下のときに降る湿性の雪(ぬれ雪)が着雪をおこしやすい。ある程度着雪がおこったあとは、気温が零下2~零下4℃ぐらいになっても着雪は進行する。電線を中心に円筒型に成長し、「筒雪(つつゆき)」とよばれ、直径が8~10センチメートルに達することがある。着雪害の発生しやすい期間は11月~4月で、関東、中部地方の山岳地帯と青森、岩手、宮城県などは1月に多く、秋田、山形県は12月に多い。北海道は最寒期は粉雪が降るので着雪はおこりにくく、春先に多い。関東以西の太平洋側の地方は、1~3月に多い。[倉嶋 厚]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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