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石灰化 セッカイカ

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デジタル大辞泉の解説

せっかい‐か〔セキクワイクワ〕【石灰化】

血液中のカルシウムが組織に沈着すること。脊椎動物では燐酸(りんさん)カルシウム炭酸カルシウムが沈着して骨ができる。病的には変性に陥った所で起こりやすく、結核病巣などでもみられる。

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栄養・生化学辞典の解説

石灰化

 無機質化ミネラル化と同じ意味に使われる場合が多い.軟骨や骨にカルシウムが沈着する現象,組織やその病巣などにカルシウムが沈着したりする現象のこと.

出典|朝倉書店
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大辞林 第三版の解説

せっかいか【石灰化】

血液中のカルシウムが細胞間に沈着する現象。主にリン酸カルシウムや炭酸カルシウムの顆粒として沈着し、脊椎動物の骨質、甲殻類表皮のクチクラなどでみられる。また、変性・壊死におちいった組織におこりやすく、古い結核病巣・硬化した動脈にしばしばみられる。石灰沈着。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

石灰化
せっかいか

動物の組織にカルシウムが塩として沈着する現象をいう。脊椎(せきつい)動物の骨は主としてリン酸カルシウムが炭酸カルシウムとともに沈着する。骨組織をつくる骨芽細胞はアルカリ性リン酸酵素に富み、それが細胞外に分泌されるとそこにリン酸イオンが増加し、これがカルシウムイオンを招いて石灰化がおこるとされている。老化現象としての軟骨や靭帯(じんたい)の石灰化、結核病巣の石灰化、代謝障害による石灰沈着病なども知られている。無脊椎動物における石灰化の例は棘皮(きょくひ)動物の原腸胚(はい)期の骨片形成、軟体動物の貝殻形成、甲殻類の表皮の甲化などがある。ザリガニなどある種の甲殻類は脱皮によるカルシウムの損失を防ぐため、胃の中に胃石としてカルシウム塩を蓄えることが知られている。[守 隆夫]

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