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硫酸塩鉱物 りゅうさんえんこうぶつsulfate mineral

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

硫酸塩鉱物
りゅうさんえんこうぶつ
sulfate mineral

硫酸の水素を金属元素で置き換えた化合物 (単塩,複塩) ,およびそれらの水和物から成る鉱物群の総称。重晶石硫酸鉛鉱硬石膏石膏芒硝石天青石などがその例。海水や湖水が蒸発してあとに残る成分による岩石中の主要構成鉱物として大規模に産するほか,温泉沈殿物熱水鉱床の脈石鉱物としても広く産する。重金属硫酸塩鉱物は,主として鉱床酸化帯に2次鉱物として産する。

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世界大百科事典 第2版の解説

りゅうさんえんこうぶつ【硫酸塩鉱物 sulfate mineral】

硫酸基SO42-を含有する鉱物。無水塩および含水塩が存在する。結晶構造はS原子を中心にして4個のO原子がこれをとりかこむSO4の四面体が基本構造となり,この四面体の形成する構造の間に金属原子,H,NH4などが配列される。また化学成分ではS原子の一部がP,As,V,Cr,Se,Teなどで置換されている場合も知られている。その生成環境としては,黒鉱鉱床などの熱水作用に伴って生成するセッコウの例,硫化鉱物の産出する金属鉱床の酸化帯に産出する場合,また堆積層中に存在する硫化鉄鉱物の酸化により生成する場合,さらに鹹湖(かんこ)などにおいて沈殿堆積生成を行うセッコウ層の例などいくつかの場合が示されている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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