祝聖(読み)シュクシン

デジタル大辞泉 「祝聖」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐しん【祝聖】

《「しん(聖)」は唐音禅宗寺院で、天皇の寿命無窮を祝い祈ること。天皇誕生日および毎月の1日と15日に行う。

しゅく‐せい【祝聖】

叙階じょかい旧称

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精選版 日本国語大辞典 「祝聖」の意味・読み・例文・類語

しゅく‐しん【祝聖】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しん」は「聖」の唐宋音で、天子のこと ) 仏語禅寺などで、天皇の長寿無疆(むきょう)を祈って行なう法要。毎月一日・一五日、および元旦、天皇誕生日などに行なう。
    1. [初出の実例]「はしむる日より建祝聖(けんしゅくしん)道場の脾を仏殿正面簷頭にかく、黄牌なり」(出典正法眼蔵(1231‐53)看経)

しゅく‐せい【祝聖】

  1. 〘 名詞 〙 キリスト教で、神聖な用途にあてるものを、普通一般的、世俗的な使用から区別して神聖さを保つこと。聖別聖化

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