コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

禁河 キンガ

デジタル大辞泉の解説

きん‐が【禁河】

天皇の遊猟のためや、魚を天皇に供するために一般人の漁を禁止した川。とめかわ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

きんが【禁河】

神饌や天皇の食饌に供する魚類漁獲や遊猟のために,一般の漁獲を禁じた河川。供御江(くごえ)ともいい,同様のもので禁制の対象が海の場合は禁海という。日本古代の山野河海は〈公私共利〉の原則であったが,7世紀後半以降この原則を法的に確立していく際に,禁野とともに江河池沼の一部を囲い込み,他の民業を妨げない範囲で,贄(にえ)としての魚類を漁獲する禁河・禁海が設置された。689年(持統3)に河内国大鳥郡高脚海にならって設置された摂津国武庫海1000歩などはその早い例である。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

きんが【禁河】

天皇・帝王の遊猟や供御くごに供するため、一般の人の漁を禁じた川。 → 禁野

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

禁河の関連キーワード神道五部書神饌

今日のキーワード

ラニーニャ現象

《La Niña events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より低くなる現象。低下する温度差はエルニーニョ現象での上昇温度差より一般的に小さい。→ダイポールモード...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android