デジタル大辞泉 「空合」の意味・読み・例文・類語 そら‐あい〔‐あひ〕【空合(い)】 1 空のようす。空模様。「まことに気まぐれな―」〈二葉亭訳・あひゞき〉2 事の成り行き。情勢。「凄すさまじき東亜西欧の―」〈露伴・露団々〉[類語]天候・気候・天気・陽気・気象・日和・風土・季候・時候・寒暖・寒暑・空・空模様・風雲 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「空合」の意味・読み・例文・類語 そら‐あい‥あひ【空合】 〘 名詞 〙① 天候の様子。空模様。[初出の実例]「アレ御らうじませ、空合も曇ってくる」(出典:浄瑠璃・加賀見山旧錦絵(1782)七)② 事の成りゆき。事態の進みぐあい。[初出の実例]「凄じき東亜西欧の空合(ソラア)ひ」(出典:露団々(1889)〈幸田露伴〉四) そら‐あわせ‥あはせ【空合】 〘 名詞 〙 根拠のない、いいかげんな夢解きをすること。でたらめな夢判断。[初出の実例]「さればよ、これがそらあはせにあらず、いひおこせたる僧のうたがはしきなり」(出典:蜻蛉日記(974頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例