笠置シヅ子(読み)かさぎしづこ

百科事典マイペディア 「笠置シヅ子」の意味・わかりやすい解説

笠置シヅ子【かさぎしづこ】

歌手女優戦後初期を代表する女性エンターテイナー。香川県出身。13歳で大阪松竹楽劇部(大阪少女歌劇団の前身)に入り,力強いステージで注目された。戦後のジャズ解禁に伴い1947年発表した《東京ブギウギ》が大ヒット,さらに《買物ブギ》《ジャングル・ブギ》などのヒットで〈ブギの女王〉と呼ばれ一世を風靡。その後も舞台テレビなどで活躍した。
→関連項目歌謡曲

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笠置シヅ子」の解説

笠置シヅ子 かさぎ-シヅこ

1914-1985 昭和時代の歌手,女優。
大正3年8月25日生まれ。昭和2年大阪松竹楽劇部(OSKの前身)にはいる。22年にうたった服部良一作曲の「東京ブギウギ」が大ヒット。のち女優として映画やテレビで活躍。昭和60年3月30日死去。70歳。香川県出身。本名は亀井静子。

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世界大百科事典(旧版)内の笠置シヅ子の言及

【ブギウギ】より

…20世紀初頭にアメリカ南部で発生し,1940年代にダンス音楽として流行した。日本では第2次世界大戦直後に《東京ブギウギ》《ヘイヘイブギ》(ともに服部良一作曲)などの流行歌が作られ笠置シヅ子(1914‐85)が歌って話題をまいた。【中村 とうよう】。…

※「笠置シヅ子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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