私立。学校法人東京家政学院が経営。1923年(大正12)東京市谷(いちがや)に家政研究所を開設、1925年東京家政学院を設立した。1951年(昭和26)財団法人を学校法人に改組。1990年(平成2)つくば市に東京家政学院筑波短期大学を開学、1996年東京家政学院筑波女子大学を開学し、東京家政学院筑波短期大学を東京家政学院筑波女子大学短期大学部と名称変更。2005年(平成17)東京家政学院筑波女子大学および同短期大学部を改組・改称し、筑波学院大学となった。2010年時点で、経営情報学部がある。情報を理解・活用しコミュニケーション能力を高め、社会に貢献できる「社会力」豊かな人間を育てるという方針を掲げている。併設校に東京家政学院大学、東京家政学院短期大学がある。本部は茨城県つくば市吾妻(あずま)3-1。
[編集部]
1990年(平成2)開学の東京家政学院筑波短期大学が前身。設置母体である学校法人東京家政学院の創立者は,女子高等師範学校(現在のお茶の水女子大学)出身の大江スミである。建学の精神は「KVA精神」と呼ばれる。これは創立者大江スミの人間観・教育観を表現するものであって,Knowledge(知識の啓発),Virtue(徳性の涵養),Art(技術の錬磨)の頭文字を組み合わせたものであり,21世紀のグローバル社会で自立して活躍できる人材の育成に努めている。2016年現在,茨城県つくば市の筑波研究学園都市のほぼ中心部にキャンパスを構え,1学部1学科1別科に444人の学士課程学生が在籍する。学外フィールド活動から地域の課題発見やその解決に努めるOCP活動(Off Campus Program)が盛んである。
著者: 戸村理
出典 平凡社「大学事典」大学事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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