策応(読み)サクオウ

デジタル大辞泉 「策応」の意味・読み・例文・類語

さく‐おう【策応】

[名](スル)互いに策略を通じ合って助け合うこと。示し合わせること。
あいつが、パルチザンと―して、わざと道を迷わしとるのかもしれん」〈黒島渦巻ける烏の群
[類語]結託馴れ合いぐる八百長共犯野合気脈を通じる腹を合わす徒党を組む

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精選版 日本国語大辞典 「策応」の意味・読み・例文・類語

さく‐おう【策応】

  1. 〘 名詞 〙 双方で、計略を通じて互いに助け合うこと。しめしあわすこと。
    1. [初出の実例]「地勢隔絶、難於策応」(出典日本外史(1827)七)

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普及版 字通 「策応」の読み・字形・画数・意味

【策応】さくおう

双方協同の作戦。宋・司馬光〔屈野河西の修堡を論ずる状、一〕探候戒の兵)無く、後に策應無し。~此れを以てはば、如何(いかん)ぞ敗れざらん。

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