箱根登山鉄道(読み)はこねとざんてつどう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「箱根登山鉄道」の意味・わかりやすい解説

箱根登山鉄道
はこねとざんてつどう

私鉄会社。1888年小田原馬車鉄道として設立。1896年小田原電気鉄道に変更。1919年箱根湯本―強羅間において登山鉄道線の営業開始。1928年日本電力と合併,同 1928年同社より分離し箱根登山鉄道として設立。不動産などの鉄道付帯事業にも進出。2004年会社分割により新たに箱根登山鉄道を設立し,旧箱根登山鉄道は小田急箱根ホールディングスに商号を変更した。路線距離は鉄道 15km。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

日本の企業がわかる事典2014-2015 「箱根登山鉄道」の解説

箱根登山鉄道

正式社名「箱根登山鉄道株式会社」。英文社名「HAKONE TOZAN RAILWAY Co., Ltd.」。陸運業。平成16年(2004)旧「箱根登山鉄道株式会社」(1928年設立)の持株会社化にともない設立。本社神奈川県小田原市城山。小田急箱根ホールディングス子会社の鉄道会社。小田原-強羅間の鉄道線と強羅-早雲山間のケーブル線を運営

出典 講談社日本の企業がわかる事典2014-2015について 情報

事典 日本の地域遺産 「箱根登山鉄道」の解説

箱根登山鉄道

(神奈川県小田原市~足柄下郡箱根町)
選奨土木遺産指定の地域遺産。
1919(大正8)年竣工。本格的な登山鉄道で、粘着式鉄道としては国内で最もきつい勾配

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android