出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…連続文の万字繫ぎは不断長久(ふだんちようきゆう)を表すものとして織物や黄檗(おうばく)山万福寺の装飾などに用いられている。万字繫ぎの一種,紗綾形(さやがた)は桃山時代に明から輸入された紗綾という織物の紋であったことからその名がついたというが,卍のもつ仏教的イメージから離れているためか,日本の織物や襖紙の文様として愛好されている。【一条 薫】。…
※「紗綾形」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...