コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

経世致用 けいせいちよう Jing-shi zhi-yong

3件 の用語解説(経世致用の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

経世致用
けいせいちよう
Jing-shi zhi-yong

中国,明末~清初の学者が唱えた学問の目的を表わす言葉で,学問は世を治め,実益を増進するものでなければならないということ。明代の学問が空疎に流れ,末期の衰乱に対策を欠いていたところから,東林学派によって唱えられ,これが清初の王夫之,黄宗羲,顧炎武らの主張として清代学問の方向を開いたが,清代の考証学はかえってこれを離れた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

けいせいちよう【経世致用 jīng shì zhì yòng】

学問は民生の安定と社会の改良のために生かされねばならないとする儒教の基本的理念。すでに《大学》に〈修身治国〉として表明されている。この理念にのっとり,宋の胡瑗(こえん)は学生に水利や軍事を教え,王安石は〈新法〉によって国家の再建をはかり,朱熹(しゆき)は〈社倉法〉を実施して農民を救おうとした。朝鮮では18世紀に,〈経世致用〉と〈利用厚生〉をスローガンにした〈実学派〉が現れている。【三浦 国雄】

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

けいせいちよう【経世致用】

世の中を治めることに実際に役立つこと。学問・思想に治世上の有用性を求める儒学のスローガン。特に、明末清初の儒学の主張をさす。経世致用の学。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

経世致用の関連キーワード社会奉仕種馬人生のための芸術種牛民生学生社会科学連合会国民生活審議会種豚民生部祖国と学問のために

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone