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経世致用 けいせいちようJing-shi zhi-yong

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

経世致用
けいせいちよう
Jing-shi zhi-yong

中国,明末~清初の学者が唱えた学問の目的を表わす言葉で,学問は世を治め,実益を増進するものでなければならないということ。明代の学問が空疎に流れ,末期の衰乱に対策を欠いていたところから,東林学派によって唱えられ,これが清初の王夫之黄宗羲顧炎武らの主張として清代学問の方向を開いたが,清代の考証学はかえってこれを離れた。

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世界大百科事典 第2版の解説

けいせいちよう【経世致用 jīng shì zhì yòng】

学問は民生の安定と社会の改良のために生かされねばならないとする儒教の基本的理念。すでに《大学》に〈修身治国〉として表明されている。この理念にのっとり,宋の胡瑗(こえん)は学生に水利や軍事を教え,王安石は〈新法〉によって国家の再建をはかり,朱熹(しゆき)は〈社倉法〉を実施して農民を救おうとした。朝鮮では18世紀に,〈経世致用〉と〈利用厚生〉をスローガンにした〈実学派〉が現れている。【三浦 国雄】

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大辞林 第三版の解説

けいせいちよう【経世致用】

世の中を治めることに実際に役立つこと。学問・思想に治世上の有用性を求める儒学のスローガン。特に、明末清初の儒学の主張をさす。経世致用の学。

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