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綱丁 ごうちょう

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世界大百科事典 第2版の解説

ごうちょう【綱丁】

律令制のもとで調庸物や舂米(しようまい),封戸(ふこ)からの輸納物などを京まで運送するときの宰領をいう。国司・郡司がこれにあたるときはとくに〈綱領〉と称した。《延喜式》によれば,米であれば,300石以上は国司の史生(ししよう)以上,それ以下では郡司およびその子弟ならびに富裕な百姓などが携わるという原則が定められている。綱丁は輸送労働者である運脚や担夫を引率し,〈門文〉という一種の送り状を携え,納入した物品について納入先から〈収文〉という一種の領収証を与えられた。

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世界大百科事典内の綱丁の言及

【上乗】より

…古代には上乗の語は見られない。律令制下,調庸などの官物輸送の総轄者である綱領,綱丁(こうちよう)などはさしずめ古代の上乗といえよう。綱領は下級官吏,綱丁は富裕人で,積荷の損害などに責任を負わされていた。…

※「綱丁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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