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根雪 ねゆき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

根雪
ねゆき

地帯で,冬が進むとの溶ける量より積もる量が多くなり,春の消雪節まで積雪が残るもの。気象統計上は,積雪が 30日間以上継続する状態をいう。冬の積雪量が多く,春の気温が低いと遅くまで残る。根雪が夏になっても消えずに残るような場合は万年雪という。春,根雪が遅くまで残ると農業に支障をきたすため,積雪地帯では雪面に黒土を 1~2mmの厚さにまいて日射をよく吸収させ,根雪を消すこともある。

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デジタル大辞泉の解説

ね‐ゆき【根雪】

解けないうちに雪がさらに降り積もって、雪解けの時期まで残る下積みの雪。 冬》

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世界大百科事典 第2版の解説

ねゆき【根雪】

冬の初めに積もった雪が春先まで消えずに地面を覆っている状態をいう。気象庁では長期積雪と呼び,〈積雪の継続の長さが30日以上にわたるとき,その初日から終日まで〉と決めている。根雪の期間は北陸平野部で1~2ヵ月,同山間部や東北地方内陸部で3~4ヵ月,北海道で4~5ヵ月である。多雪地では春の農耕を早く始めたいので,雪面に土や肥料をまいたり,雪に溝を掘って雪どけを促進し,消雪を1~2週間も早めている。【若浜 五郎】

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大辞林 第三版の解説

ねゆき【根雪】

降り積もった雪がとけずに残り、以後の積雪の下積みとなるもの。 [季] 冬。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

根雪
ねゆき

降り積もった雪が春先まで消えずに地面を覆っている状態。冬の初めに降る雪は積もっても消えてしまうことが多いが、冬が進むにつれて、降った雪が消えないうちに次の降雪があり、継続して雪が地面を覆うようになる。気象庁では長期積雪とよび、積雪の継続の長さが30日以上にわたるとき、その初日から終日までを長期積雪と決めている。根雪の長さは、おおよそ北海道で4~5か月、北陸平野部で1~2か月、北陸山間部や東北地方内陸部で3~4か月である。[前野紀一]

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