デジタル大辞泉
「美しき水車小屋の娘」の意味・読み・例文・類語
うつくしきすいしゃごやのむすめ【美しき水車小屋の娘】
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精選版 日本国語大辞典
「美しき水車小屋の娘」の意味・読み・例文・類語
うつくしきすいしゃごやのむすめ【美しき水車小屋の娘】
- ( 原題[ドイツ語] Die schöne Müllerin ) 連作歌曲集。全二〇曲。ミューラーの詩にシューベルトが作曲。「冬の旅」「白鳥の歌」とならび、彼の三大歌曲集の一つ。一八二三年作。水車小屋の娘に失恋し小川に身を投げた粉ひきの若者の物語の形式をとる。
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美しき水車小屋の娘 (うつくしきすいしゃごやのむすめ)
Die shöne Müllerin
シューベルトの連作歌曲集(作品25)。1823年5月に作曲が開始され,初版の5分冊の楽譜は,24年3月から8月にかけて出版された。全体はW.ミュラーの詩による20曲からなる。遍歴する水車屋の職人が美しい娘に恋をし,娘の心がわりのため小川に身を投じてしまう。《冬の旅》にくらべて〈有節歌曲〉が多く,オーストリアの民謡的な雰囲気が支配的である。〈小川〉の象徴として16分音符のモティーフが用いられてしばしば出現し,また水車の動きやリュートの音など描写音楽の手法も効果的に用いられ,同一の調性と拍子を用いて各曲間の統一もはかられている。《冬の旅》とならぶロマン派の連作歌曲の代表的な作品とされている。
執筆者:船山 隆
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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「美しき水車小屋の娘」の意味・わかりやすい解説
美しき水車小屋の娘【うつくしきすいしゃごやのむすめ】
シューベルトの歌曲集。1823年,ドイツの詩人W.ミュラー〔1794-1827〕の連作詩(1821年出版)に作曲されたもので全20曲。青年の恋と失恋を歌う。《冬の旅》と並ぶシューベルト歌曲の最高峰。→白鳥の歌
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美しき水車小屋の娘
オーストリアの作曲家フランツ・シューベルトの連作歌曲D795(1823)。原題《Die schöne Müllerin》。全20曲。『冬の旅』、『白鳥の歌』とともにシューベルト三大歌曲集の一つとして知られる。ドイツ・ロマン派の叙情詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩に基づく。
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