老人クラブ(読み)ろうじんクラブ

共同通信ニュース用語解説 「老人クラブ」の解説

老人クラブ

仲間や健康づくり、地域社会への貢献目的とした自主的な組織原則として60歳以上が対象で、一般に歩いて集まれる範囲に住む30~100人程度でつくる。レクリエーション介護予防のイベント企画、ボランティアなど活動は多彩。老人福祉法は、自治体から老人クラブへの助成を規定している。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「老人クラブ」の意味・わかりやすい解説

老人クラブ
ろうじんクラブ

高齢者を会員とする自主的な組織。1950年頃,豊かな知識経験をいかして地域社会における諸活動に参加することにより,老後の生活を健全で豊かなものとし,生きがいを高めようという目的で結成された。おもな活動内容は社会奉仕,老人教養講座の開催,健康増進事業など。老人福祉法や 1994年策定の新・高齢者保健福祉推進 10ヵ年計画(新ゴールドプラン)において,高齢者の福祉(社会参加・生きがい対策)の推進組織として位置づけられた。1962年には全国組織である全国老人クラブ連合会が発足した。

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