耳鼻咽喉科・歯科・口腔用剤(読み)ジビインコウカシカコウクウヨウザイ

病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版の解説

耳鼻咽喉科と歯科で使う薬とは


 耳・鼻・のど・歯・歯肉などの病気の治療には、外用剤が使われることが少なくありません。耳の病気の治療には、外耳道がいじどう(耳のあな鼓膜こまくまでの部分)に滴下して(したたらせて)用いる点耳剤てんじざい(中耳炎、外耳炎などの治療に使う耳科用抗生物質液剤じかようこうせいぶっしつえきざい耳垢じこうを除去するのに用いる耳垢栓塞治療剤じこうせんそくちりょうざいなど)が使用されます。


 アレルギー性鼻炎や血管運動性鼻炎といった鼻の病気の治療には、鼻の中に滴下したり、噴霧ふんむして用いる、副腎皮質ふくじんひしつホルモン含有鼻腔内吸入剤びくうないきゅうにゅうざいが使用されます。


 また、口の中やのどの炎症の治療には、副腎皮質ホルモン含有口腔内噴霧剤(治りにくい口内炎の治療剤)、トローチ剤(口の中で溶かして使う錠剤)、含嗽剤がんそうざい(うがい薬)、口腔粘膜に塗って用いる口腔内塗布剤とふざい、口腔粘膜にって用いる口腔内貼付剤ちょうふざいなどが使用されます。


 歯肉炎などの歯肉の病気の治療には、バッカル剤(歯の外側と歯肉の間にはさんで用いる)などが使用されます。


 耳・鼻・のどの病気の治療には、これらの外用剤のほかに、内耳ないじ障害や中枢障害によっておこる耳鳴りに用いる耳鳴り治療剤鼻疾患治療内服剤、感染症に使う抗生物質、炎症を鎮める抗炎症剤・抗ヒスタミン剤・抗アレルギー剤や、ビタミン剤、血管拡張剤、脳循環代謝改善剤、めまい治療剤、起立性低血圧治療剤、自律神経調整剤、抗てんかん剤、唾液腺だえきせんホルモン剤、止血剤、抗プラスミン剤など、いろいろな内服剤が使用されます。


耳科用抗生物質


耳科用合成抗菌剤


メニエール病改善剤


耳鼻科用副腎皮質ホルモン剤


副鼻腔炎治療剤


トローチ剤


含嗽剤(うがい薬)


口腔内塗布剤


口腔内貼付剤


バッカル剤


耳鳴り治療剤


アレルギー性鼻炎治療点鼻剤


口腔乾燥症改善剤


歯科用抗生物質

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