世界大百科事典(旧版)内の胆囊癌の言及
【胆道癌】より
…肝臓外胆道系の癌の総称であり,胆囊癌と肝外胆管癌のことを指す。また,臨床的および病理学的に両者の判別が不可能の場合に,便宜上,胆道癌ということもある。…
【胆囊】より
… 胆囊の働きや病気を調べる方法としては,かつては造影剤を使用してのX線検査が主として行われてきたが,最近は被検者に負担の少ない超音波による検査法が広く用いられるようになり,大きな成果をあげている。 胆囊の病気として最も多いものは胆石であり,そのほか胆囊癌,胆囊炎などが問題となるが,癌や炎症の多くは胆石に合併しておこることが多いので,胆囊の病気の中心は胆石症といえる。胆囊にみられる胆石の種類はコレステロール胆石,胆汁色素胆石,脂肪酸カルシウム石,炭酸カルシウム石などであるが,最も頻度の高いものはコレステロール胆石である。…
※「胆囊癌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」