デジタル大辞泉 「背高泡立草」の意味・読み・例文・類語 せいたか‐あわだちそう〔‐あわだちサウ〕【背高泡立草】 キク科の多年草。北アメリカ原産の帰化植物で、明治時代、日本に渡来。土手や荒れ地に群がって生え、高さ1メートル以上になる。秋、黄色い花を多数穂状につける。《季 秋》[補説]書名別項。→背高泡立草 せいたかあわだちそう【背高泡立草】[書名] 古川真人の小説。令和元年(2019)発表。長崎の島を舞台に、島の歴史や生活を描く。第162回芥川賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「背高泡立草」の意味・読み・例文・類語 せいたか‐あわだちそう‥あわだちサウ【背高泡立草】 〘 名詞 〙 キク科の多年草。北アメリカ東部・中部の原産で、日本には明治時代に渡来し、昭和三〇年代後半頃から各地に急速に繁殖して雑草となり、特に鉄道沿線、都会の空地などに多く見られる。地下茎を伸ばしてよく繁殖し、地上茎は直立して高さ約三メートルに達する。全体に灰白色の短毛がある。葉は密に互生し、長さ一〇センチメートル内外の披針形。一〇~一一月ごろ、茎の上部で多く分枝して大きな円錐形の複花序を作り、一〇~一五個の舌状花をもつ黄色の頭花を密につける。アメリカでは花粉アレルギーを起こす植物としても有名。せいたかあきのきりんそう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「背高泡立草」の解説 背高泡立草 古川真人による小説。母の実家のある長崎の島を舞台に、その島と人間の記憶が交互に描かれる。2020年、第162回芥川賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報