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自利・利他 じり・りた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

自利・利他
じり・りた

仏教の修行者や求道者がみずから修行を積んで自身がその結果を得るものを自利といい,もっぱら部派仏教の修行者の場合をいう。これに対し,生きとし生けるものの救済のために実践するのを利他といい,自利と利他との完全な調和に大乗仏教の目的がある。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

自利・利他
じりりた

仏教用語。自益益他(じやくやくた)、自利利人(じりりにん)、自行化他(じぎょうけた)と同意。自利とは、自らを利する意で、自己の解脱(げだつ)のために努力し修行すること。利他とは、他の人々の利益(りやく)を図る意で、人々の救済のために尽力すること。大乗仏教では、この自利・利他がともに完全に行われることを理想とした。また利他のために自らの人格を完成することを目ざした。[坂部 明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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