自利利他(読み)ジリリタ

大辞林 第三版の解説

じりりた【自利利他】

自利と利他。自らの仏道修行により得た功徳を自分が受け取るとともに、他のための仏法の利益をはかること。自行化他。自他。

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精選版 日本国語大辞典の解説

じり‐りた【自利利他】

〘名〙 仏語自利利他。自利とは、自己の修行により得た功徳を自分だけが受けとることをいい、利他とは、自己の利益のためでなく、他の人々の救済のために尽くすことをいう。この両者を完全に両立させた状態に至ることを、大乗仏教の理想とする。
※撰集抄(1250頃)七「自利々他心平等 是則名真供養仏と侍れば、たれたれもこの心をまもり給へと也」

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