林野庁が国有林野の多目的利用の観点から、1968年(昭和43)に発足させた、森林のレクリエーション機能を発揮させるための施設である。2002年(平成14)現在、全国91か所が指定されている。これら自然休養林の面積は、おのおの約500ヘクタールにわたり、地域内には車道、歩道、駐車場が完備している。宿泊施設としてはホテル、旅館、ロッジ、山小屋、避難小屋があるほか、キャンプ場、スキー場、園地、運動場、釣り場、展望台などの休養施設、植物園、林間学校などの教養施設、鳥獣保護施設もある。自然休養林内では森林保護の立場から、指定地以外でのたき火や炊さん、野営、植物や土石の採取は厳しく禁じられている。
[沢 史生]
『国土交通省編『観光白書』各年版(財務省印刷局)』
出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報
略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新