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船級協会 せんきゅうきょうかい classification society

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

船級協会
せんきゅうきょうかい
classification society

海上保険 (船体,積荷) ,傭船,船の売買などの便利のために船舶に船級をつけ,船の格づけなどをする団体。それぞれ独自の符号をもち,建造検査,船体,機関部,艤装などの内容を表示している。世界の主要海運国にはそれぞれの船級協会があり,船名録を発行するとともに,独自の船級規程などをもっている。

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デジタル大辞泉の解説

せんきゅう‐きょうかい〔センキフケフクワイ〕【船級協会】

一定の基準に基づいて船体・機関・諸設備などについて検査を行い、船級を与える非営利法人

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世界大百科事典 第2版の解説

せんきゅうきょうかい【船級協会 classification society】

船舶の構造や設備を検査し,その性能を保証する業務を行う団体を船級協会という。船舶の売買,チャーター,積荷を長期にわたって保証する場合などのために第三者機関である船級協会がその船の性能を保証した船級証書を発行し,またその登録名簿を刊行する。船級の有無は船舶や積荷の保険料にも関係する。したがって船級協会の主要業務は船舶の検査であって,検査員を造船所などに常駐または随時派遣して船舶の検査を行う。検査には,船舶を建造開始する以前から図面承認を行い,完成するまで検査を行う新造検査,一定期間ごとに行われる定期検査および売買や損傷発生の場合に行われる臨時検査などがあり,検査のための基準や規則集も制定されている。

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大辞林 第三版の解説

せんきゅうきょうかい【船級協会】

船舶に船級を与える、保険業者・造船機業者・船主・荷主などからなる民間の非営利団体。

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(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

船級協会
せんきゅうきょうかい

非営利の法人で、〔1〕船の構造や設備に関する規則を制定する、〔2〕それに従って船を検査し、船級を与え、船級原簿に登録し、船級証書を発行する、〔3〕登録した船の船名録を発行する、などの業務を行う。
 船やその積み荷については古くから保険制度が発達し、かつては現在の家屋の保険と同様に、保険業者が対象となる船の品質を調査して判定していた。船の構造や設備が専門化し隻数も増加するにつれて、調査や判定を独立の機関で行うようになったのが船級協会の始まりである。イギリスのロイド船級協会は世界でもっとも古く、1760年に設立されている。そのころは海運関係の情報を提供し、船名録を発行する程度であったが、やがて独自の造船規則をつくり、船を検査し、資格や等級を与え、船名録に記載するという制度を創設した。その後、世界の主要海運国はこれに倣って船級協会を設けるようになった。日本では1899年(明治32)帝国海事協会が創設され、1946年(昭和21)日本海事協会と改称、造船、海運の発展に伴って業績を拡大してきた。船級協会は、船主、造船業者、保険業者、監督官庁などの代表者によって公平に運用されている。
 世界のおもな船級協会は、次のように略称されている。LR(イギリス・ロイド船級協会Lloyd's Register of Shipping)、ABS(アメリカ船級協会American Bureau of Shipping)、BV(フランス船級協会Bureau Veritas)、NK(日本海事協会Nippon Kaiji Kyokai)。また、船の性能を表示する船級付記符号も各国別にあり、互いに認め合っている。たとえば「100A1(ハンドレッドAワン)」は、LR船級で船体検査に合格したことを示す。また「LMC」は同じく機関が合格したものであることを示している。前記二例と同じ意味のものを、NKでは「NS」および「NMS」の符号で示している。[茂在寅男]

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