若尾幾造(読み)ワカオ イクゾウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「若尾幾造」の解説

若尾 幾造
ワカオ イクゾウ


肩書
衆院議員(立憲政友会),貴院議員(多額)

別名
幼名=隣之助 前名=林平

生年月日
安政4年12月8日(1857年)

出身地
甲斐国(現・山梨県)

経歴
明治29年家督を相続して幾造を襲名家業蚕糸業を発展させる一方日本鉄道日清紡績など二十数社の役員を歴任する。38年から1年間貴院多額納税議員を務め、45年以降衆院議員に3期選出された。

没年月日
昭和3年4月29日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「若尾幾造」の解説

若尾 幾造
ワカオ イクゾウ

明治・大正期の実業家 衆院議員(立憲政友会);貴院議員(多額)。



生年
安政4年12月8日(1858年)

没年
昭和3(1928)年4月29日

出身地
甲斐国(現・山梨県)

別名
幼名=隣之助,前名=林平

経歴
明治29年家督を相続して幾造を襲名。家業の蚕糸業を発展させる一方、日本鉄道、日清紡績など二十数社の役員を歴任する。38年から1年間貴院多額納税議員を務め、45年以降衆院議員に3期選出された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若尾幾造」の解説

若尾幾造(2代) わかお-いくぞう

1858*-1928 明治-大正時代の実業家,政治家
安政4年12月8日生まれ。明治6年より父の初代幾造とともに横浜生糸貿易に従事。横浜若尾銀行初代頭取となり,東洋汽船など十数社の重役をかねた。45年衆議院議員(当選3回,政友会),のち貴族院議員。昭和3年4月29日死去。72歳。甲斐(かい)(山梨県)出身通称は隣之助,林平。

若尾幾造(初代) わかお-いくぞう

1829-1896 幕末-明治時代の実業家。
文政12年12月生まれ。異母兄若尾逸平(いっぺい)にさそわれて横浜にうつり,生糸,水晶,綿花,砂糖をあきなう。明治8年財産を兄弟でわけ,生糸売り込み問屋をゆずりうけた。13年横浜商法会議所開設で初代常議員。明治29年10月10日死去。68歳。甲斐(山梨県)出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「若尾幾造」の解説

若尾 幾造(2代目) (わかお いくぞう)

生年月日:1857年12月8日
明治時代;大正時代の実業家
1928年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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