茨城県近代美術館(読み)いばらきけんきんだいびじゅつかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「茨城県近代美術館」の意味・わかりやすい解説

茨城県近代美術館
いばらきけんきんだいびじゅつかん

水戸市の千波湖畔にある美術館。 1947年,大洗町の常陽明治記念館内に県立美術館として発足。 56年水戸市の県立図書館内に移転。 66年同市の県立県民文化センター内に県立美術博物館として再開館。 88年現在地に現名称で開館。マネ,モネ,ルノアール,シニャック,ピサロなどの印象派の作品収蔵する一方,郷土出身の横山大観中村彜小川芋銭板谷波山の作品を中心に,近代日本美術を収集する。収蔵作品総数約 1200点。なお,つくば市分館のつくば美術館がある。

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日本の美術館・博物館INDEX 「茨城県近代美術館」の解説

いばらきけんきんだいびじゅつかん 【茨城県近代美術館】

茨城県水戸市にある美術館。昭和63年(1988)創立。茨城県出身の横山大観の作品など、郷土ゆかりの国内外の美術品を収蔵・展示する。建物設計吉村順三。分館としてつくば市に茨城県つくば美術館がある。
URLhttp://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
住所:〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1
電話:029-243-5111

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百科事典マイペディア 「茨城県近代美術館」の意味・わかりやすい解説

茨城県近代美術館【いばらぎけんきんだいびじゅつかん】

水戸市千波町にある美術館。1947年財団法人常陽明治記念館内に開館,1956年水戸市の県立図書館内に移転。1966年茨城県立美術博物館として現在地に開館,1988年現在の名称となる。横山大観など茨城県ゆかりの美術家をはじめ,日本近代美術を収蔵・展示。

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