莢隠元(読み)サヤインゲン

デジタル大辞泉 「莢隠元」の意味・読み・例文・類語

さや‐いんげん【×莢隠元】

若いさやのまま食用にするインゲンマメ種子が小さく、さやは細長い。
[類語]大豆小豆ささげそら豆落花生レンズ豆ひよこ豆隠元豆豌豆莢豌豆グリンピース黒豆鉈豆

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精選版 日本国語大辞典 「莢隠元」の意味・読み・例文・類語

さや‐いんげん【莢隠元】

  1. 〘 名詞 〙 植物いんげんまめ(隠元豆)」の異名。また、その未熟果で、莢のまま食用とするもの。
    1. [初出の実例]「ロースの牛酪(バタア)焼きにさや隠元」(出典贅沢貧乏(1960)〈森茉莉〉)

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世界大百科事典(旧版)内の莢隠元の言及

【インゲンマメ(隠元豆)】より

…若さやを食べる品種と熟した豆を食べる品種とがある。若さや用はサヤインゲンと呼ばれ,代表品種につる性のケンタッキーワンダーがある。これはドジョウインゲンや成倉(なりくら)の日本名で親しまれている。…

※「莢隠元」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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