コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

徒花 アダバナ

デジタル大辞泉の解説

あだ‐ばな【徒花】

咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実(じつ)を伴わない物事。むだ花。「徒花を咲かす」「徒花に終わる」
季節はずれに咲く花。
はかなく散る桜花。あだざくら。
「風をだに待つ程もなき―は枝にかかれる春の淡雪」〈夫木・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

あだばな【徒花】

咲いても実を結ばない花。外見ははなやかでも実質を伴わないもののたとえにもいう。 「せっかくのヒットも-になる」
季節はずれに咲く花。狂い咲き。 〔日葡〕
祝儀として渡す紙纏頭かみばなで、あとで現金にかえるつもりのないもの。 「外聞ばかりの-を出し/浮世草子・椀久二世
咲いてすぐ散る、はかない花。特に、桜の花。 「風をだに待つ程もなき-は/夫木 4

いたずらばな【徒花】

咲いても実のならない花。あだばな。むだばな。 「恋の花や、-やうちや匂ひわたつた/浄瑠璃・平家女護島」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

徒花の関連キーワード平家女護島小川破笠淡雪

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

徒花の関連情報