萎萎(読み)シオシオ

デジタル大辞泉 「萎萎」の意味・読み・例文・類語

しお‐しお〔しをしを〕【萎/××悄】

[副]気落ちして元気がないさま。悄然しょうぜん。しょんぼり。「試合に負けて―(と)退場する」
[類語]しょんぼりぽつねんと悄然意気消沈すごすごしょぼしょぼしょぼくれるしょぼたれるしょぼんとしゅん意気阻喪落胆がっかりがっくりげっそり失望絶望失意幻滅脱力虚脱・失墜感・気落ち気抜け拍子抜け力抜け腑抜け力落とし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「萎萎」の意味・読み・例文・類語

なえ‐なえ【萎萎】

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) なえてくたくたになっているさま。ひどくなえているさま。力なくぐったりとしているさま。
    1. [初出の実例]「いつもなえなえとやつれなし給へるに」(出典:承応版狭衣物語(1069‐77頃か)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む